東京美容専門学校 [TAHB]


モデルウィッグ シザーズ ヘアケア製品

MODEL WIG モデルウィッグ 株式会社 レジーナ

みんながよく「レジーナちゃん」と呼んでいるモデルウィッグ。実は会社名だって知ってましたか?Mレジーナは、理美容師のためのモデルウィッグの生産を始めてから、すでに約30年の歴史ある会社です。モデルウィッグが生産される前は、理美容師のタマゴたちは、お互いに相モデルになって、カットやセット・パーマなどの技術を日夜練習していたそうです。でも一度切ったら伸びるまでに時間がかかっちゃうし、当時は練習のためのモデル探しも大変だったみたい。それにウィッグも、発売当時は大変高価なものだったそうです。

今では、モデルウィッグは国家試験でも使用しますし、理美容の勉強には欠かせない、パートナーみたいな存在。では、モデルウィッグはどうやって製造されているのか?この髪は、本物なのか?気になるイロイロをお伺いしてきましたよ。

 
モデルウィッグができるまで
1.原毛収集
レジーナでは、中国の人の髪が使用されています。黒くてコシが強く太い、とモデルウィッグにぴったりの髪質だからだそう。特に山東省の人たちの髪質がよいそうで、この地方は昔からイギリスの裁判官が法廷で被るカツラなどもつくられていたという歴史ある場所。レジーナでは、国営の有限公司と一緒にここに工場を持っています。

2.化学処理
集まった髪は、すべての髪質を揃え、練習にも耐えられる、櫛通りのいい丈夫な髪にするため、化学処理が施されます。練習で酷使されるのにも耐えうる髪にする訳です。

3.マスク成形
金型を使って、髪を植えていくためのマスク(レジーナちゃんの頭部分)を、一枚一枚丹念に製造していきます。もともとの顔デザインは、人形師さんがデザインしています。特に理美容のモデルウィッグは、シンメトリー性が求められるので苦心するところとか。

4.植 毛
さあ、肝心の植毛です。これは熟練した工員さんが、一針一針手植えで作業していきます。1カ所に4本の毛が植毛され、1個のモデルウィッグには全部で10万本の毛が植え込まれているのです。スゴイですね。1個のモデルウィッグができあがるには、だいたい4〜5日かかります。

5.検 品
植毛の仕上がったマスクを、毛質・毛色・汚れなど20項目以上のチェックリストに沿って丁寧にチェックしていきます。教材として使用するので、品質チェックはとても厳しいのです。それもこれも、すべて同じ高品質のウィッグを提供するためです。

6.ウレタン充填
いままで、ペローンとしていたマスクの中にウレタンが充填されて、初めてちゃんとした頭部に仕上がります。生まれたてのお顔って感じですね。

7.メイク
出来上がったモデルウィッグに、エアーブラシでお化粧を施していきます。眉。瞳、口、頬に色がついて、さあ仕上がり。 ここでやっと、いつもみんなが使っている『レジーナちゃん』の顔になりました。

8.仕上げ・検品
ブラッシングで、櫛通りを仕上げます。ここでもまたまた品質を最終チェック。

9.梱包・出荷
こうしてさまざまな工程を経て、みんなの手元に届くのです。

 


【デザインウィッグ】
これは美容師の方にヘアーデザインをしていただいたウィッグ。ウィッグには、ワインディング専用、資格試験専用、カット専用、アップ専用など、用途に応じたウィッグが細かく用意されています。あらかじめヘアダイしてあるブロンドカラーのレジーナちゃんっていうのもあるそうですよ。

【メンズウィッグ】
これは理容の勉強のためのメンズウィッグです。この他にも、理容師資格勉強用に、ちゃんと顔面や耳まわりにヒゲとムダ毛が植毛されたの生えたメンズウィッグもあります。理容ではシェービングもありますから、練習のために人間の皮膚感に近い素材を使ってあるんですって。

 

この人に聞きました

営業本部長
太田 徹さん


営業部
橋本昌樹さん

商事部
大森克彦さん

a
こうした数々の工程を経て、モデルウィッグは製造されています。理美容学校で使用しているほとんどのウィッグはレジーナ製なのだそう。ワインディング用・セット用・カット用など、その用途・目的に応じて、さまざまな種類が用意されています。美容学校の学生で、だいたい年間10〜20個のモデルウィッグを使います。もちろん卒業してサロンに入っても、練習のためには欠かせません。常に新しいヘアースタイルを練習しなくてはいけませんものね。プロの方でも年間100個くらい使用するのだとか。モデルウィッグって、ホント、なくてはならないみんなの相棒ですね。こんなに苦労して製造されているモデルウィッグ、少しでも長く使うために、毎回のブラッシングや使ったあとのお手入れもきちんとしましょうね。

モデルウィッグ シザーズ ヘアケア製品
ページの先頭へ